大学受験で志望校を選ぶ際、ついつい大学名で選びがちでしょう
早慶に行きたい、とりあえずMarch、東京一工目指す、、、、
このような選び方でも問題ありません
第一志望校を決定する上で、受験科目を確認し適切な戦略をたてる上で学部学科まで決めるのは当然でしょう
しかし、第一志望校に固執するあまり併願校の学部決めなどをおろそかにしていませんか?
そうです併願校の決定をとにかくしっかりやってほしいのです
適当にきめたら…
私の失敗エピソードを紹介させてください
私は現役時代は東京大学文科二類を第一志望にし、それ以外はどうでもいいと考えていました
受験勉強も東大向けに絞り、論述中心の勉強をしていました
12月になり一般受験願書提出の時期がやってきます
このとき東大以外考えていなかったので本当に併願0で挑む気でした笑
しかし、家庭の経済力的に浪人はダメなので結局併願先を探すことになります
志望校を病的に依存していたのですから、併願先探すのは非常にモチベ低かったです
予備校の赤本コーナーでたまたま手に取った慶應商学部が問題的に簡単だったので
慶應だし、受かりそうだしこれでいいやと適当に決めてしまったのです
大学のカリキュラム、卒業要綱など何も見ませんでした
受験結果としては東大に不合格
結局、慶應商学部へ進学が決定してしまいました
春になり、入学が決まると学歴コンプが消えず、興味もない商学を勉強させられる始末
充実した大学生活とは程遠いものになってしまったのです
なんでこんなことしているんだと、毎日思うようになりました
重い腰を上げて勉強に熱が入り出したのは2年生の冬になってからでした
その過程でたくさん単位を落としたり、友達ができなかったりと散々でした
しっかりやるべき理由
これではだめです
第一志望にうかる受験生の割合はたったの10%といわれています
言い換えると、90%の確率で併願先の大学に行きます
残酷な真実ですがこれはかなり当てはまると思います
併願先の大学決めをさぼるということは、自分の進学先を適当に決めることと同じなのです
もちろん、第一志望を目指す上で熱意に水を差す行為なのは十分わかっています
第一志望校がよほど余裕で合格できる圏内ではない限り、併願先は自分の納得できる形まで決めましょう
具体的な決定方法
では、どうすればいいのか
合格確率と自分の興味のある分野の度合いを比較して決定しましょう
私の場合は文科二類なので、経済系に進学すべきでしたね
合格率で言えば慶應商学部は妥当でした
私の例で言えば、受かる確率は非常に高いが興味が全くないという選択をしました
この場合、受験の合格が大学生活のピークになります
そんなんでいいですか??
大学生活は4年間もあります
入念に検討しましょう
もしも経済学部を選んでいれば、合格率は下がるも興味のある分野へ進学できました
この選択で怖いのが、落ちた時です
併願なのですから最小限の労力で合格したいはずです
それなのに勉強時間を投入し、不合格だった場合は最悪の受験戦略を採択したことになってしまいます
ハイリスクな選択なので浪人の可否や自分の実力と照らし合わせて決めましょう
死守ラインも必ず決定しておきましょう
興味もあるし、合格率も極めて高い+行っても後悔しないような大学を決めましょう
私の場合marchを共テ出願しました
あるだけでやはり心が安定するので決めておいて損はないです
最後に
併願先の決定ってほんとに気分乗らないですよね
第一志望への情熱がある人ほどやりたくない気持ち痛いほどわかります
でも3時間だけでいいです
その少しの時間が将来4年間の後悔を少しでも和らいでくれます
それでは勉強頑張ってください!
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