【正解】大学生の勉強法って結局なに?効率を最大化する3ステップ

書店にいくと高校生の勉強法の本はたくさん並んでいます
東大の行き方、逆転合格など志望校目指す高校生を後押しする内容でいっぱいです

しかし、入学したあとのケアは全くありません
履修の決定から、興味ある分野の選考、そして具体的な勉強法まで書かれた本はありません
社会人向けの本しかないのです

なぜ高校の頃は志望校選びから日々のスケジュール管理まで親密に説明してくれていたのに
大学生になるといきなり自立性を求められて投げ出されてしまうのか
それではあまりにも冷淡というか辛いです

というわけで本記事で全大学生が使える勉強法のヒントを凝縮し徹底解説しています
勉強のことで悩むのは今日で最後にしましょう

1マインド

持つべき重要な一つの要素

危機感です

高校や社会人の勉強はある程度責任が伴います
勉強しなければ落ちて希望の未来が実現できなくなる
勉強しないと昇進できずに家族の負担が苦しくなる

しかし、大学では勉強したくないなら再履や留年、楽単で回避するなどできてしまいます
※理系大学生のほうがその点危機感のコントロールが非常に秀でているといえます

自主学習でもそうです
英語を勉強しなくても別に何も変わりません
遠い1,2年後の就活でアピールポイントが一つ減るくらいです
高校生や社会人の抱える責任感に比べたら雀の涙ほどです

大学生がやばいと思って勉強するのは精々留年がかかってる科目くらいでしょう
演出できた危機感であっても1か月程度の定期テスト勉強で終わってしまうのです
喉元過ぎれば熱さを忘れてしまうのが大学生でしょう

この焦りをいかに生み出せるかが大学生の勉強の命運を左右するといってもいいでしょう
理系が強いといわれるのはこの危機感の賜物ではないでしょうか

正の感情の扱い方

焦って勉強するだけではやはり楽しくないしストレスになってしまい結局続かなくなってしまいます

危機感のほかに、楽しさやワクワクも使い分けなければいけません

具体的にどうすればよいのでしょうか

2アクションプラン

目標決定

ここが一番難しいです

どう危機感を煽りつつ楽しいと思える目標を作れるかどうかがカギです
高校であれば志望校合格という非常にシンプルな目標で十分でした

しかし、大学生は自分で検討しなくてはなりません

おすすめなのが授業が始まれば単位の取得に、長期休みは資格の合格にシフトするのがよいでしょう

  • 期限が決まっている
  • 測定可能
  • 適切な難易度

以上の3点から、とりあえず目標を決めたい方は単位と資格をゴールに置きましょう
資格は興味から選びましょう
みんながやってるという理由で簿記を選ぶのは適切ではありません
やってて楽しそうなものを選びましょう

プログラミングやエクセル、証券まで幅広い資格があるのでいろいろ探すのもおもしろいです

ただし、決めたら一つに絞りましょう
あれもこれもやろとすると労力が分散してしまい、効率的とは言えなくなります

注:公認会計士試験など高難易度長期戦になる場合は予備校と相談しましょう

1日に使える時間を知ろう

これが私の火曜日の授業例です
2,4,5限は授業があるのでそれ以外が自分の使える時間になります

朝活1時間、通学途中往復2時間、お昼休み1時間、帰宅してから3時間
最大7時間使えることになります

この7時間を毎日比較してみましょう
朝起きれなかった、通学中はスマホしてた、お昼はできて夜バイトなどが分かると思います

自分の時間資源がはっきりすれば戦略も立てやすくなります

3アクション

勉強しないと、という思いの下で目標が決まればあとはやるのみです

自分の使える時間を限りなく勉強へ投入しましょう
行動に関しては受験勉強の要領で問題ないと思います

1周目は全体観を掴む

参考書を始めて開くと、難しかったり正答率が低く自信を無くしてしまいます
しかし当たり前です
1周目から出来ているのであれば、それはもうすでに自分にできることなのでわざわざやる必要は薄いです

1周目はまず、どれほど自分のレベルと乖離しているのかどうすれば理解できるようになるのかを考えるためのフェーズだと考えてもよいかもしれません

間違いを恐れず、失敗から吸収しながらどんどん突き進みましょう

2周目から正答率を上げていく

さて、2周目からは同じ問題でなるべく間違えないようにすることを心がけましょう

×→o にするのが2周目の大きな意義でしょう

ただ、同じ間違いをどうしてもしてしまいますよね
ここで心が折れてしまいがちです
特に英単語などの暗記量で戦う世界ではどうも正答率が上がりにくいのが実情です

危機感は必要ですが必要以上に絶望することなく着実に〇を増やしていきましょう

3周目~

ここからは勉強内容の全体観も掴めているはずです
教科書のどこが難しく、どこが得意なのか見えてきているでしょう

3周目以降ではとにかく間違いをなくすことにフォーカスしていきましょう

ここまでくればあとはいかに復習を詰めるかです

過去問

過去問は自分の事前知識の量にもよりますが、3周目以降でいいと思います

逆算勉強法を用いるんであれば、1周目から過去問を解いて苦手分野から消していくこともできます

ただ、FPなどほぼ初見問題の場合ではあまり通用しない戦略なのではじめは参考書などを3周以上してから挑むのが適切かなと、思います

※大学の定期テストであれば過去問から始めてもいいと思います

まとめ

超有名なPDCAサイクルと似ていることに気づいた方も多いと思います

大学生であっても結局本質は受験勉強などと大して変わりません

繰り返しになりますが、とにかく自分の中に危機感を持ちましょう
そして勉強中は新しい知識を吸収し、正答率を上げていく楽しさを忘れないで臨んでほしいと思います

一緒に頑張りましょう

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