ファイナンス界で権威、実力ともに高く評価されている”Euromoney”社が2/18日に貿易金融調査(Trade Finance Survey)の結果を公表しました
全世界、そして地域別にランキングが発表されています
今後成長が期待できそうな銘柄や日本企業の立ち位置はどのようなものでしょうか
ぜひ一緒に見ていきましょう
参考文献:
Asia Pacific’s best trade finance provider: HSBC | Euromoney
※投資にはリスクが伴います。当記事ではすべての責任を負いかねます。ご了承ください。
グローバルランキング
世界一位はイギリスに本社を構えるHSBCという結果になりました
2位はフランスのクレジット・アグリコール、3位はフランスのソシエテジェネラルとなりました
こうしてみると圧倒的に欧米企業が表彰台を独占している印象を受けます
1位の強み
顧客中心主義の投資、経営戦略にあるでしょう
単なるお金儲けの枠組みを超えて人のためになる事業への想いこそが1位の秘訣とも言えるでしょう
実際、評価項目である顧客サービスでは断トツの1位として他を寄せ付けない強さを誇示しています
不確実性の強い現代だからこそ顧客への還元が重要になってくるのではないでしょうか
もちろん、顧客のニーズをつかむマーケット分析力や行動を迅速に行うための企業内組織なども
王者に輝いた大きな理由でしょう
アジア太平洋地域
日本も属しているアジア太平洋地域でも1位はHSBC(上海)になった
2,3位はシンガポールのDBS銀行、ドイツのDEUTSCHE銀行(グループ)と発表された
三菱UFJグループが日本ではランクインすることになったが、順位は6位と微妙な成績となった
中国やシンガポールにおくれを取っている
銀行業界だけで見てもやはり日本経済の基盤の弱さが伺える結果となっている
投資の影響
この統計で注意したい点は、すべての企業が既に実績をある程度たたき出しているという点である
その中から、良好(distinguish)卓越(outstanding)首位(leading)の3段階に分けられている
すなわちこの中でランクインした企業すべてのパフォーマンスは高いといえる
差はあれど、株価収益率やトレンドともに強く買いな銘柄が非常に多いといえる
ぜひともEuromoneyを参考にアセットアロケーションをしてみてはどうだろう
まとめ
本記事をまとめてみます
・1位はHSBCグループ
・日本はアジア環太平洋地域でMUFGの6位
・いずれも企業のパフォーマンスは高く投資も視野に入れても良いかもしれない
今後も続報に期待しましょう
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